2024年度第5回定例理事会 抄録
日時: 2024年12月21日(土)13:00~17:50
方法: ZoomシステムによるWeb会議
出席: 山本(会長)、大庭、香山、三澤(副会長)、池田(望)、酒井、清水、関本、髙島(千)、谷川、早坂、村井(常務理事)、池田(勝)、上田、小林、佐藤、島崎、髙橋、竹中、辰己、谷口、土居、能登(理事)、岩瀬、澤、長尾(監事)
陪席: 仲田、藤田、田村(委員長)、東、宮井、岡本、杉田、茂呂、高島(紀)、岩花、三上(事務局)
Ⅰ.報告事項
1.職務執行状況報告
1)山本伸一会長 11月6日~9日、第8回アジア太平洋作業療法学会が札幌市で開催された。APOTC史上最多の参加者数、参加国数、発表総数となった。
2)大庭潤平副会長 書面報告
3)香山明美副会長 書面報告
4)三澤一登副会長 書面報告
5)酒井康年常務理事 書面報告
6)関本充史常務理事 書面報告
7)清水兼悦常務理事 書面報告
8)早坂友成常務理事 書面報告
9)髙島千敬常務理事 書面報告
10)谷川真澄常務理事 書面報告
11)池田望常務理事 書面報告
12)村井千賀常務理事 書面報告
2.委員会等からの答申・提言等
1)休会制度の見直しおよび「正会員の休会に関する規程」の一部改定について(答申)(仲田会員福利厚生委員長)休会制度見直しについて、「休会制度の緩和」、「休会中の支援」、「再入会支援」等、各種検討したので答申する。また「正会員の休会に関する規程」第6条第5項の削除、第12条の追加を提案し、引き続き検討していく。
2)協会運営・理事活動・理事会等諸会議のあり方に関する答申(香山副会長、島崎理事)「協会運営・理事活動・理事会等諸会議のあり方」に関する課題と方策案を示し答申する。今後は具体的な審議提案を検討していくため、1月17日までに意見を頂戴したい。
3)学術評議員会について(答申)(清水学術評議員会設置検討委員長)「学術評議員会について(答申案)」を提出する。1月の常務理事会でも意見を頂戴し、2月の理事会に最終案を提出する予定である。
3.その他の報告
1)2024年度中間監査の監事意見書について 書面報告
2)総会議案書原稿(2024年度事業報告、2025年度事業計画に関する12月19日時点での草稿) 書面報告
3)日本作業療法士連盟活動報告 書面報告
Ⅱ.決議事項
1.諸規程の整備について
1)正会員の休会に関する規程(改定)(大庭副会長)会員福利厚生委員会から提出された答申を受け、「正会員の休会に関する規程」第6条(権利等の停止)第5項の削除、第12条(特例措置)および別記第3号様式の追加を承認願いたい。 →紙媒体での受け取り停止の記載の有無について検討し、次回、再上程する。
2)登録作業療法士制度規程及び細則(新規)(早坂常務理事)新生涯学修制度の開始に向けた登録作業療法士制度構築に当たり、登録作業療法士制度規程および細則を作成したので、承認願いたい。 →承認
3)運転と地域移動支援実践者制度規程細則(改定)(香山副会長、藤田運転と地域移動支援推進委員長)本領域に従事する作業療法士の質の担保と職域確保方策として、運転と地域移動支援実践者制度規程細則の(新規申請資格要件)第2条(4)②にある「5年以内」を削除する改正につき、承認願いたい。 →承認
4)生活行為向上マネジメント指導者養成制度規程及び細則(新規)(村井常務理事)生活行為向上マネジメント指導者養成制度規程および細則を新設することにつき、承認願いたい。 →第7条(3)「本会生涯学修制度の登録作業療法士であること」の文言については、制度について教育部とすり合わせながら、今後また改正の提案を上程していくこととして承認
5)会員以外の国民、他職種、他団体等を対象とした研修事業等の実施及び取り扱いに関する規程(新規)(東生活環境支援推進室長)作業療法の有効活用と促進、また普及と振興に関する事業の一環として、「会員以外の国民、他職種、他団体等を対象とした研修事業等の実施及び取り扱いに関する規程」を提案する。 →承認
2.役員候補者の理事会推薦について(大庭副会長)役員候補者の理事会推薦に当たり、1)理事会推薦候補者の決定方法について、2)役員候補者理事会推薦届の様式の一部改定について提案する。 →承認
3.会員の倫理問題事案について(酒井常務理事)倫理委員会より、12月10日付で、会員に関する1件の倫理問題事案の審査結果の上申を受けた。本件は処分対象外とすることを提案する。 →文言や文面を考慮することとして承認
4.資料集「作業療法士の教育に関する倫理とハラスメント」について(酒井常務理事)11月22日にメールにて資料開示と意見募集を行い、いただいた意見を検討して修正した。広く卒前卒後教育にかかわる内容になるため、法人著作として承認願いたい。 →承認
5.作業療法学全書について
1)作業療法学全書第4版の編集方針の変更および5巻構成について(三澤副会長)作業療法学全書について、これまでの経緯を踏まえ、法人著作物に関する規程第3条1)(1)をもって理事会で決議が必要な事項であり、1)編集方針の変更、2)5巻構成について、審議願いたい。 →認定作業療法士や専門作業療法士等の執筆者への人選も要望することとして承認
なお、小林理事より執筆者の人選の審議記録の理事会への公表を求める動議が提出され、採決が行われた。 →否決
2)作業療法学全書執筆協力者に対する原稿料の支払いについて(三澤副会長、早坂常務理事)法人著作物に関する規程にのっとり、執筆協力者には報酬(原稿料等)の支払いを原則として行わないこととしているが、執筆協力者が多大な労力、知識と経験を駆使して原稿作成に当たることを考慮し、原稿料を支払うことを提案する。 →否決
6.2025 International OT conference, Shanghai, Chinaへの招待について(池田常務理事)来年4月に上海で開催予定の2025 International OT conferenceよりSupporting Organizationの協力依頼と2名の講師派遣依頼を受けた。進めてよいか審議願いたい。 →今後の国際情勢の動向に注視することと、交通費および諸経費の本会負担について妥当な支出かどうか再検討することとして承認
7.日本理学療法士協会からの診療報酬改定要望案への対応について(髙島常務理事)リハビリテーション専門職団体協議会の報酬会議にて、日本理学療法士協会より提示された4点の要望について、合意の可否を審議願いたい。 →合意しないことを承認
8.かがやきプロジェクト対面イベント(2025年5月開催予定)予算について(谷川常務理事)2025年5月17日、名古屋市にて対面イベントの開催を企画しているが、予定していた会場を変更する必要が生じ、新たな会場を選定した。その会場のレギュレーション上、会場費等の支払いを今年度中に行わなければならないため、かがやきプロジェクトの次年度予算を先行して承認願いたい。 →承認
9.教育関連審査会構成員の追加委嘱について(早坂常務理事)教育関連審査会において、試験問題、解答の確認作業の業務増大、試験実施時対応のため、委員2名を追加委嘱することについて審議願いたい。 →承認
Ⅲ.審議事項
1.2025年度予算案について(大庭副会長、岡本財務課長)ヒアリングと修正申請を経て予算の修正を行った。対面会議、開発途中のシステム、関係団体への負担金、機関誌についてさらに検討し、来年2月の理事会に決議事項として上程したい。 →継続審議
2.その他
(村井常務理事)国土交通省の地域づくり加速化事業において、地域における生活支援体制整備の促進に資するプラットフォームを構築予定である。今後、これに登録するよう求める文書が来る予定なので、登録に向けて検討願いたい。