学術・研究

一般事例・MTDLP事例の受付停止について

【重要】
日本作業療法士協会「事例報告登録制度」 

【FAQ】 MTDLP事例報告の同意書の移行期間について (2024年12月04日)

・2025年度からのMTDLP事例報告の申請において、

 移行期間となる2025年3月31日まで、現行の事例報告登録制度の同意書が使用できます。

 

一般事例の受付終了について         事例報告審査会 2023年11月

システムの老朽化を主な要因として、一般事例報告の新規事例の受付は、事例報告審査会での討議を経て、202310月理事会で報告し、一般事例報告の新規事例審査受付を再開せず2023年度末(2024年3月)に事例審査に関する業務を終了しました

MTDLP事例の受付終了について     MTDLP事例審査会 2024年06月

MTDLP事例報告については、現行の事例報告登録システムを使用した審査体制にシステム上の限界があること、またMTDLP指導者認定の要件になっていることから、指導者認定の方法を検討する必要がありました。 
 現行制度を運用した事例審査ではMTDLP実践を評価する手段が書面審査であって、必ずしもMTDLP指導者要件を評価できていると言えないという課題もあり、また審査委員への負担や審査 結果通知まで時間を要することの問題が生じておりました。
 これらの課題解決に向けて、2023年度よりMTDLP推進委員会、MTDLP事例審査会にて指導者認定要件、MTDLP研修制度、MTDLP事例審査のあり方を検討してきました。
 20246月理事会にて、2025年度以降のMTDLP事例の審査体制案を踏まえ、202412月をもって事例報告登録制度におけるMTDLP事例報告の新規受付終了をすることが承認されました。それを受けて、2025年度より新しいMTDLP事例報告を開始できるように準備を進めております。

1.迅速審査の対応について(新基準の適応について)

 これまでの審査では、合格が見込める事例報告であっても、あと一歩の最終段階で表現の見直しや部分的な修正のために、不合格(再審査)と判定してきました。新基準合格においては、「合格が見込める水準に達した事例報告はその時点で合格」と判定し、審査を終了とします。合格後も報告者から修正対応を行い、新基準合格の事例報告については、従来の合格事例報告と同様に取います。新基準合格した事例報告については、従来の合格事例報告と区別できるように、事例報告登録システム内に公開する際に、表題に「N」が追加されます。

2.お願い

①現行の「同意書」を取得して方へ
2025年度以降のMTDLP事例報告では、現行の「同意書」では申請ができません。
・2024年12月末までに、登録をお願いします。
・迅速申請で対応させていただきますが、各士会でのMTDLP実践者研修会での事例発表や、指導者より指導を受けた後に、事例登録されることを推奨致します(指導を受けないで登録をされる事例は不合格となることが多いです)。

②現在、再登録事例を作成中の方へ
・2024年7月1日以前に審査終了となった事例報告の再登録期限は、2024年9月末になります。
・2024年9月1日以降に審査終了となった事例報告は、審査終了後30日以内の再登録のみ受け付けます。

③現在、事例報告を登録済みの方へ
・2024年7月1日以降に審査終了となった事例については、新基準での審査が適応になります。
・あと1回の修正で合格見込みの事例報告を新基準合格とし、審査のスピードを早めます。
・事例公開後の字句修正も任意で行う事ができます。

3.臨床能力実践の読み替えについて

 認定作業療法士取得や更新の要件としての臨床能力実績(旧名称:事例報告)の読み替えについては、「臨床実践報告書;認定作業療法士による指導を受けて作成する様式」や「その他の要件」(認定作業療法士の 申請および更新に関する手続き等 解説書 -2023 年度 9 月版https://www.jaot.or.jp/files/page/kyouikubu/ninteiot-tebiki-202309-2.pdfを熟読してください)を参照ください。
*生涯教育制度については、下記のアドレス(
教育部 生涯教育担当 )にお問い合わせください。 
ot-syougaikyouiku@jaot.or.jp 

一般社団法人日本作業療法士協会では,平成17年9月1日より「事例報告登録制度」を開始しました

「事例報告登録制度」は次の3点を主な目的として開始されました.

  1. 事例報告の作成によって会員の作業療法実践の質的向上を図る
  2. 事例報告の分析によって作業療法成果の根拠資料を作成する
  3. 事例報告の提示によって作業療法実践の成果を内外に示していく 

1.同意書について (平成27年7月30日以降使用)

2.手引きと操作マニュアルについて

 登録画面の操作を解説した「事例報告登録マニュアル」は事例報告登録システムのトップ画面よりダウンロードすることができます.

3.IDとパスワードについて

 事例登録時には会員管理システムと共通のID(会員番号)・パスワードが必要となります

 

事例報告登録への入り口

【メールの受信設定について】
事例報告登録システムから送っている自動送信メールが,メールサーバーなどの仕様により自動的に迷惑メールフォルダに分類されてしまい,報告者のメールの受信箱に届いていない場合があるようです.
各自でメールの受信設定で結果のお知らせメール(jireishinsa★jaot.or.jpから送信
)が受信できるように設定し,適宜迷惑メールフォルダの状況も確認してください.
(*設定時は,★の部分を@に変えてください)


【事例審査の流れについて】
事例の投稿フォームで入力が「完了」と表示されている場合は,事例の投稿が受け付けられていることを示しています.
「事例を受け付けました」などの完了メールはお送りしておりませんので,会員ポータルサイトから「完了」の表示の確認をお願いします.
(この件に関する問い合わせが非常に増えておりますため,ご協力をお願いいたします)

入力「完了」が表示されたのち,以下のように管理室で審査を進めていくこととなっております.

①受付事例の入力漏れや同意書のチェック

②複数の審査員への審査同意の意思確認(再登録事例の場合は前回の審査を行った審査員への意思確認)

③審査依頼

④審査

⑤管理室での最終確認

⑥結果のお知らせ

*再登録事例の場合は②の( )内を参照

審査が開始されると「
審査中」と表示が変わりますので,会員ポータルサイトから確認してください.
通常時期(これまで)の場合,審査開始から結果のお知らせまでに2
3か月程度かかっていました.
システムの老朽化により全て手作業での管理をしているため,審査開始までの流れ①②にも非常に時間を要しています.
そういった事情や事務作業量の観点から,個別に審査結果の返却の目安についてお伝えすることは難しい状況です.
(この件に関する問い合わせが非常に増えておりますが,ご理解
とご協力をお願いいたします)

また,
認定作業療法士の新規申請の際の「事例報告」や更新の際の「実践報告」については,他の読み替え要件での申請をご検討ください.
認定作業療法士に関することは,認定作業療法士制度について  
を熟読してください.

【メールの受信設定について】
報告者宛の事例報告登録システムからの自動メールが,メールサーバーなどの仕様により自動的に迷惑メールフォルダに分類されてメールの受信箱に届いていない場合があります.ご自身で適宜迷惑メールフォルダの状況もご確認ください.
【事例審査状況のお問い合わせについて】
現在,一般事例の新規事例報告と再登録の登録数が増えており,事例報告の入力完了から審査終了まで半年以上かかる場合があります.新規事例報告の入力完了から半年以上経過し,事例報告登録システムからの審査結果のメールが届いていない場合,事例報告登録制度管理室までお問い合わせください.
お問い合わせの際,件名や氏名などが記載されていないメールが数多くあります.件名に要件を記述して頂き,事例報告登録システムに登録してあるメールアドレスから,氏名,日本作業療法士協会会員番号,事例番号を忘れずにご記入ください.
*事例報告登録制度に関するお問い合わせは jireitourokujaot.or.jp までお願いいたします。(★を@に置き換えて送信してください)

 

養成校における事例登録データベースの活用について

事例報告リストはこちら

      

生活行為向上マネジメント事例報告についての特設ページを作成しました。
生活行為向上マネジメント事例報告についての最新情報を掲載してあります。
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問い合わせ先
 事例報告登録システムにログインし,「Q&A」のページにお進みください.問い合わせ専用のメールアドレスがリンクされています.そちらよりご質問やご意見をお寄せください.