お知らせ
- 「女性相談窓口」の設置について掲載しました(2018.3.9)
- 協会誌より窓 「女性会員のためのページ」を掲載しました(2016.10.11)
- 女性の協会活動への参画を促進のための“声”投稿受付開始(2016.10.11)
- 「女性会員の協会活動参画を促進するための提案」を掲載しました(2016.3.9)
「女性相談窓口」設置にあたって
平成27年8月に国会で成立した“女性の職業生活における活躍の推進に関する法律”(女性活躍推進法)により、働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現していこうという機運が高まっています。当協会では早くから女性会員に対する意識調査や対策の検討を進めてまいりました。そして平成28年度・29年度は福利厚生委員会を中心に「女性会員の協会活動参画を促進するための事業」について集中的な検討を行い、その事業の一環として「女性相談窓口」を開設することとなりました。これは従来行ってきた「福利相談」を一歩進めて女性に焦点を当て、女性会員の就労に関する相談や、作業療法士として働くうえで生じる育児や介護など女性が持つさまざまな悩み、関連した問題であれば男性の声にも応じるようにしたものです。 ご相談はメールでのみ受け付け、可能な限り早急に対応し、メールでご返信するようにいたします。皆様に開かれた窓口として是非ご利用ください。
こんなご相談を受け付けています!
○作業療法士として復職する不安(職業を斡旋するものではありません)
○作業療法業務と家庭の両立(育児、介護など)
○作業療法部門での悩み(ハラスメント、管理職としての悩みなど)
メールをお送りいただくにあたって
①氏名、②会員番号(会員のみ)を明記のうえ、ご相談内容をお書きください。
相談メールはこのアドレスにお送りください
fukuri-kousei●jaot.or.jp
(●印を半角@に変えてお使いください)
窓 「女性会員のためのページ」 集成
機関誌『日本作業療法士協会誌』では、創刊号より、女性会員のためのページ「窓」を設け、女性会員の結婚・子育てをしながらも仕事に取り組む女性会員の率直な体験と思いを掲載するコラムを、執筆者のリレー形式で継続してきました。このコラムは、協会員の6割以上を占める女性の協会活動への参画促進のための取り組みを様々行う福利厚生委員会の事業の一環でした。
窓「女性会員のためのページ」№1-48 (『日本作業療法士協会誌』第1号(2012年4月発行)~第54号(2016年9月発行)より)
女性会員の協会活動参画を促進するための事業
平成28年度事業計画
以下の6つの事業において「会員が自ら表現すること」「会員へ活動が見えること」を実行しながら「現実的な女性会員の参画促進のあり方」を検討・提案していく。その過程で生じる問題にも都度細やかに対処することで、日本作業療法士協会が「女性会員が活躍できる職能団体」に発展すると考える。そのために、まず、平成28年度は会員一人一人の声が表現できる体制を整 備していきたいと考えている。会員の皆様の率直な意見がこの事業の推進力となるのである。
1.「女性会員の協会活動参画を促進するための事業」についての啓発宣伝活動
①機関誌『日本作業療法士協会誌』で特集を組む。
②協会ホームページに専用コーナーを設置する。
2.学会・研修会での託児所設置に関する検討
①教育部・学術部で設置の検討(現状把握と常時設置のための検討)を行う。
②設置する際の具体的な方法について情報収集を行い、ルールを検討する。
3.福利厚生委員会に女性会員相談窓口を設置(協会ホームページに明示)
①相談窓口の機能の明確にする。
②相談と対応のルールを明確にする。
4.女性会員の協会活動参画を促進するためのシンポジウムを学会時に開催
①第50回日本作業療法学会(札幌)にて初回シンポジウムを開催する。
②会員が協会活動への理解を深め、会員相互の交流を深める場とする。
5.各部・委員会における女性の部員・委員の割合を増やしていく方策の検討と提案
6.代議員・協会役員の女性割合の提示の仕方を検討
①平成31年実施に向けてのタイムスケジュールや方法も含めて検討する。