ようこそ、ここは「できる」や「できてる」が
いっぱいのまち「デキタウン」。
認知症によって困ることを、その人の問題、
何もできなくなってしまう病気とあきらめるのではなく、
まわりを工夫して変えていけば、
できなかったこともできるという考え方へ。
いっぱいのまち「デキタウン」。
認知症によって困ることを、その人の問題、
何もできなくなってしまう病気とあきらめるのではなく、
まわりを工夫して変えていけば、
できなかったこともできるという考え方へ。
だれにでも起こりうるあたりまえのこととして、
認知症と、ともに暮らしていくまちです。
そこに活かされているのは、作業療法士の視点。
オーティくんが訪ねて、探ります。
その人の「できる」は
みつけられる。
認知症は、生活障害
認知症とは、
覚えたり、考えたり、理解したり、計算したり、学習したり、
判断したりする力(認知機能)が低下することによって、
ふだんの暮らしに障害が生じること。
覚えたり、考えたり、理解したり、計算したり、学習したり、
判断したりする力(認知機能)が低下することによって、
ふだんの暮らしに障害が生じること。
でも、
認知機能が低下している人にも、残っている力はある。
一度にすべての能力がなくなってしまうわけじゃない。
生活のなかで失敗が起こりにくいように、
「
認知機能が低下している人にも、残っている力はある。
一度にすべての能力がなくなってしまうわけじゃない。
まだできることに着目して活かしながら、
生活のなかで失敗が起こりにくいように、
人の関わり方や
周囲の環境を変えて
、まわりの障害を取り除けば、「
できる
」が見えてくる
んだよ。私たち
作業療法士にできることはある。
認知症の人
の「できる
」をみつけて、
生活しやすくできる
んだ。認知症は、
見た目にはわかりにくい。
認知症は、見た目にはわかりにくい障害。そのために、その人が困っていたり不安な気持ちになっていることに、まわりが気づくことができず、「早くしてよ」と急かしてしまったりする。
でも気づける人が増えれば、
まちもやさしくなれる。
静かににぎわうスーパー。
スーパーなどの店内で買い物気分を盛り上げてくれる、
にぎやかな音楽や特売のアナウンス。
でも、認知症の人にとっては、それが壁になることも。
たくさんの音に急かされているように感じて疲れたり。
混乱して必要な店員さんの声が聞き取れなかったり。
そうやって買い物がつらくなってしまうのです。
そこで、あるお店では、曜日や時間帯を決めて、
認知症の人に優しい買い物の環境をつくっています。
その時間は、音楽やアナウンスが流れない静かな店内に。
あなたのまちにも、
静かににぎわうスーパーが増えていくかもね。
認知症のことで
ちょっと
不安や心配があるとき、
相談できるところってあるの?
うん。
ご本人もご家族も、気楽に行って
お話できる場所は身近なところに
増えているよ。
認知症は、決して一人だけ、
一家族だけの悩みじゃないからね。
ご本人もご家族も、気楽に行って
お話できる場所は身近なところに
増えているよ。
認知症は、決して一人だけ、
一家族だけの悩みじゃないからね。
認知症の進行を
止めることは
できなくても、
止めることは
できなくても、
認知症のことや、
その人を
よくわかって、
その人を
よくわかって、
取りまく環境を
やさしく
変えられれば、
やさしく
変えられれば、
こんなにも
その人らしい生活が
できるようになる。
その人らしい生活が
できるようになる。
認知症の人にやさしい社会は、
きっとできる。
どのまちも「できる」がいっぱいの
「デキタウン」になれる。
そのとき、
そこには私たち作業療法士がいます。
きっとできる。
どのまちも「できる」がいっぱいの
「デキタウン」になれる。
そのとき、
そこには私たち作業療法士がいます。