障害がある人って会社で働くのは難しいの?
お話を聞いた人 一般社団法人 Bridge 山口理貴さん
からだやこころに病気や障害があっても会社で働いている人はたくさんいるよ。
そうなんだね!でも会社で働ける人って少ないんでしょ?
そんなことはないよ。その数はずっと増え続けているんだ。
会社が障害のある人の働く場所を作ったり、働きやすくするサポートをしましょうという法律もあって、みんなで働くことを応援しているんだ。
仕事がしやすいように、いろんな工夫をするんだよ。
たとえば、車いすを使っているひとであれば、その人が使いやすい机の高さにしたり、車いすが通りやすいドアに変えたりすることもあるよ。
仕事のやり方が分かりやすいように図にしたり、仕事の道具を使いやすいように工夫することもあるんだ。
仕事をするうえで「困ること」はその人によって違うから、どんなことに困っているかなぁ?って一緒に話し合ったり考えたりしながらサポートすることが大切なんだ。
そうなんだ。その仕事がしやすいようにする工夫って、だれが考えるの?
作業療法士はもちろん、ご本人や会社の人たちと一緒に考えるお手伝いをする人たちがいるんだ。そのお手伝いは「就労支援(しゅうろうしえん)」ってよばれているよ。
就労支援では、ご本人のこと・会社のことどちらの情報も集めて、どうしたら障害がある人も一緒にはたらく人もお仕事がしやすいか考えていくんだ。
就労支援をする人は、病院・仕事の訓練をするところ、仕事を紹介するところ、最近では会社のなかにいることもあるんだ。
就労支援をするひとは作業療法士とおなじでいろんなところにいるんだね。
そうなんだね!みんなで協力して、みんながはたらきやすい場所がもっとたくさんできるといいね。ありがとう!
みんなもぎもんに思ったことがあったら、教えてね。
僕が代わって作業療法士さんに質問するよ。
※作業療法士の就労支援での関わり(内容が難しい時は大人の人と読んでみてください)