本会の倫理に関する問題や相談への対応方法が大幅に見直され、倫理関連の諸規程や倫理問題事案の処理の流れも改定されました。
理事会は2020年度、特設委員会として「多発する多様な倫理問題の適切な処理と取り扱い組織等に関する検討委員会」を設置して、①協会が取り扱う倫理問題に関する基本的な考え方の整理（倫理委員会の協会内の位置づけ、役割、権限、構成員など）、②倫理問題の取り扱いの流れと各部署の役割の見直し（調査委員会、裁定委員会等の必要性、役割、権限など、都道府県作業療法士会との連携のあり方、役割分担など）、③基本文書の見直し（倫理綱領、作業療法士の職業倫理指針、事例集など）、④諸規程の見直し（倫理委員会規程、倫理問題の処理に関する規程など）の検討を指示。2020年度末に検討結果報告書が提出され、そこで提示された本会の倫理に関する問題や相談への対応方法や倫理関連諸規程の改定・新設案が2021年度第2回定例理事会（2021年5月22日）で審議・承認されました。これに伴い、会員向けページにある倫理問題対応のページの内容も更新しましたので、会員の皆様にはぜひ全文にお目通しいただきたくお知らせ致します。