一般社団法人日本作業療法士協会は、これまで本会の構成員として長年(=永年)にわたり本会に在籍し、本会と作業療法の発展に寄与してきた会員が定年を機に退会することを人財の損失と捉え、この流れに歯止めをかけるために、一定の負担軽減を図ることを目的として、永年会員制度を創設し、永年会員制度規程を定めました(2022年5月28日承認)
【名称】 本制度の名称を「永年会員制度」とし、本制度を適用した正会員を、正会員の特例として「永年会員」と呼びます。
【概要】 規定の条件を満たした正会員が自ら希望して所定の申請を行えば、翌年度以降、永年会員となることができます。永年会員も作業療法士の職能団体を構成し支える正会員であり、その基本的な義務と権利は継続しますが、経済的な負担軽減措置として年会費が減額される一方で、会員としての権利が一部制限されます(下記)。
【申請資格】 次の5つの条件を全て満たす正会員は永年会員の申請をすることができます。
①申請年度の年度末3月31日を基準日として満年齢65歳以上であること
②申請時点で通算20年度以上の正会員歴があること(20年度分以上の会費を納入済みであること。途中に休会や退会期間があってもよいが、その期間は20年に算入しない)
③申請時に当年度会費を納めていること
④過去に倫理問題で本会の処分(退会、譴責、戒告)を受けていないこと
⑤過去に会費未納による会員資格喪失となっていないこと
⑥過去に永年会員の申請をしたことがないこと(申請ができるのは1会員につき1回のみです)
手続き方法など詳しくはこちらをご覧ください。