日本作業療法士協会では、令和2年度より「認知症に対する訪問プロジェクトチーム」を立ち上げ、令和6年度介護報酬改定を視野に各関係団体と認知症の人に対するADL/IADL支援技術の見える化とその効果を検討してきました。令和4年度には、老人保健健康増進等事業「訪問による効果的な認知症リハビリテーションの実践プロトコルの開発研究」を受託し、学識者による検討委員会から意見をいただき、作業療法士による認知症の人へのADL/IADLの介入を「実践プロトコル」としてまとめました。
本研修は、認知症についての基本的な病態像などを学び、残存能力を活かしたADL/IADLに対する介入をするために、訪問による認知症のリハビリテーションについて、グループワークを通して実践が深められるような内容となっています。
本研修を受講することで、認知症のリハビリテーションを推進し、生活行為の課題解決を図るための評価の視点、環境調整、訓練内容、家族や援助者を含めた援助方針の立案に寄与できるようになることを目的とします。
開催日時 2024年1月21日(日)10:00~16:30
開催方法 オンライン開催
参加資格 訪問リハビリテーションに従事している方であればどなたでも参加可能
※ポイント付与対象の研修ではありません。
参加費 無料
定員 100名程度(先着順)
申込方法 こちら 定員となりましたので、締め切りました
研修内容 1.講義:「認知症の総論 診断・ICF・FASTに応じた生活機能(強み・弱み)」
2.講義:「認知症の総論 認知症のリハビリテーション(疾患特異性を踏まえた考え方)」
3.講義:「認知症のリハビリテーションの実際と実践プロトコルの紹介」
4.グループワーク
5.講義:「認知症のリハビリテーションに期待すること」
6.講義:「介護保険制度におけるリハ計画書の様式を踏まえた認知症リハビリテーションの考え方」
申込締切 2024年1月13日(土)
問い合わせ ot_seido☆jaot.or.jp (☆を@にかえてください)
※令和4年度老人保健健康増進等事業「訪問による効果的な認知症リハビリテーションの実践プロトコルの開発研究」の報告書はこちら