日本作業療法士協会では、令和4年度老人保健健康増進等事業「訪問による効果的な認知症リハビリテーションの実践プロトコルの開発研究」、令和5年度老人保健健康増進等事業「訪問による認知症リハビリテーションの効果についての調査研究事業」を受託し、訪問による認知症に対するリハビリテーションの効果的な実践方法の検証を行ってまいりました。このたび、令和6年度老人保健健康増進等事業の一環として、令和4年度、令和5年度の事業内容を踏まえて「認知症者に対する訪問リハビリテーション研修会」を開催いたします。
本研修会は、認知症についての基本的な病態像などを学び、残存能力を活かしたADL/IADLに対する介入をするために、認知症者への訪問リハビリテーションについて、グループワークを通して実践が深められるような内容となっています。生活行為の課題解決を図るための評価の視点、環境調整、訓練内容、家族や援助者を含めた援助方針の立案を通して、その人らしい生活の継続へ寄与できるようになることを目的とします。
開催日時 2024年9月8日(日)9:20~16:00
開催方法 オンライン開催
参加資格 訪問でのリハビリテーションに従事している方であればどなたでも参加可能
※ポイント付与対象の研修ではありません。
参加費 無料
定 員 100名程度(先着順)
申込方法 こちら
※申し込みの際にアンケートがあります。ご協力お願いいたします。
※申し込みを締め切りました(9/1)。
研修内容(予定)
1.講義:認知症の総論 診断・ICF・FASTに応じた生活機能(強み・弱み)
2.講義:認知症の人と家族の会より
3.講義:認知症リハビリテーションの実際と認知機能障害を踏まえた生活行為の評価・治療戦略の考え方
4.講義:認知症のリハビリテーション 生活機能のアセスメントの考え方
5.グループワーク
6.講義:認知症短期集中リハビリテーション実施加算の算定に向けて
申込締切 2024年8月31日(土)
問い合わせ roken-jigyo☆jaot.or.jp (☆を@にかえてください)
※2024年度中に第2回目として、11月以降に同様の内容での研修会を開催予定です。