食事の楽しみは、いのちの喜び。「食べる」を、チームで支える。
下伊那赤十字病院・「摂食・嚥下」チーム
長野県下伊那郡にある「下伊那赤十字病院」には「のみこみの外来」という、ちょっと変わった名前の外来がある。この「のみこみの外来」は、作業療法士が中心となって立ち上げたのだと聞いて、訪ねてみた。そこでわかったのは「食べること」が、高齢者や入院患者の生活の質に大きな影響を与え、時には回復への意欲も変えてしまう、ということだった。作業療法士を中心としたチームによる「食べること」への取り組みを紹介しよう。